【経験談】SESから自社開発へ転職するためにやるべき2つのこと




SESから自社開発に転職したい人 「SESから自社開発の会社へ転職したい、、。大した開発経験を積めていないけど、自分にもできるのだろうか?SESから自社開発へ転職するためにやるべきことが知りたいです」




こういった疑問にこたえます。


本記事の内容


  • SESから自社開発へ転職するためにやるべきたった2つのこと

  • SESから自社開発へ転職成功後の未来

この記事を書いているぼくは、2023年6月にレガシーなSES企業から従業員300名以上、RubyKaigiのスポンサーを務める自社開発企業のWebエンジニアへと転職しました。

SESに勤務していた2年半のうち、コードを書いたのは入社時のJava研修と2ヶ月間の銀行システム改修案件だけ。
銀行システム改修はベンダー独自の謎フレームワーク&設計書に沿ってほぼコピペ&画面のスクショをExcelに貼るテスト作業。
※大学は文系、過去にプログラミング等の経験は一切なし。

自分の経験をもとに、記事の前半では、SESから自社開発へ転職するためにやるべきたった2つのこととその難易度を、後半では転職に成功した先の未来を解説します。

目次

SESから自社開発へ転職するためにやるべきことは2つだけ

結論は、以下の2つです。

  1. SESでの経験が自社開発からどの程度評価されるか確認する
  2. ポートフォリオ制作

順番に解説します。

1. SESでの経験が自社開発からどの程度評価されるか確認する

「レガシーかつ短期間とはいえ実務経験があるんだから、未経験よりはマシなんじゃないか」と思っている人も多いはず。

なので、まずは転職ドラフトに参加して、現状の自分に対する評価を確認しましょう。

転職ドラフトとは?

転職ドラフトとは、以下の特徴を持つ完全無料のサービスです。

  • レジュメを登録しておくと、月1回開催されるドラフトにて指名をもらえる
  • 指名時には年収も提示される
  • 指名されて初めて、選考へ進むかどうかを決められる
  • ドラフト参加前に、レジュメの添削が無料・無制限・オンライン完結で受けられる

つまり転職ドラフトを利用することで、これまでの経験に対する客観的な評価が得られます。

これを使わないのは本当に損なので、かならず活用してください。

>> 転職ドラフト

レジュメを書いて登録するのに1日、フィードバック・添削への対応でもう1日、あわせて2日あれば終わるかなと。

1円もかかりません。

ぼくの実例

ぼく自身、この段階でも2件だけ指名が入りましたが、どちらも一次選考で落ちました。

ぼくよりもまともな経験ができているなら、ワンチャン転職できるかもしれません。

2. ポートフォリオ制作

残念ながら大半の人はSESでの経験だけでは転職はキビシイはず。

自社開発をめざすなら、なんだかんだでポートフォリオを作ることが最も再現性のある行動です。

それ以外に熱意や学習意欲をしめす方法がないから。

自社開発の必須要件

自社開発が経験の浅いエンジニアに求めているのは「自走力」、つまり環境さえ与えれば勝手に育ってくれそうな人を採用したいんです。

その点、SESのエンジニアは、「指示されたことしかできない」と思われている節があります。

なのでSES出身者が自走力をしめすには、ポートフォリオを作って「独力でもこれくらいのことならできますよ」とアピールするしかありません。

ポートフォリオ制作ってすごい大変なんじゃ、、。

はい、わりと大変です。

ざっくり、「平日1時間・休日2時間を半年ほどポートフォリオ制作に捧げられるか」が目安ですね。

ぼく自身、勉強にあてたのは2022年5〜6月と2022年12月〜2月の合計5ヶ月ほどでした。

※ただしこれは、レガシーとはいえ多少なりともプログラミングに触れたことがある前提です。「プログラミングがなにかも分からない」レベルの人ならもっとかかります。

一方で、「平日1時間・休日2時間ならできそう」と思える人であれば、才能やセンスにかかわらず、誰でも転職できるかなとも思っています。

【超重要】転職ドラフトのレジュメにはポートフォリオも掲載できる

転職ドラフトのレジュメにはポートフォリオの内容も掲載してOKです。

これがあると、一気に指名が増えますよ。

ぼくの場合、ポートフォリオ掲載後は累計で指名5件・内定はムリでしたが2社は最終選考まで進めました。

SESから自社開発へ転職成功後の未来

ここまで読んでくれたみなさんの多くは、「なんだかんだでポートフォリオか〜。そこまでして自社開発に行くべきかなぁ〜」って迷いが生まれている気がします。

しかし、ぼく自身の考えとして「絶対にがんばるべき」だと断言できます。

そこで最後に、肌で感じたことをもとに、自社開発へ転職成功後の未来について話します。

これを読んで、自社開発に転職する意義をいま一度理解してもらえればな、と思います。

①日々の業務がスキルアップに直結する

自社開発に転職できれば、毎日のタスクを一生懸命こなしているだけで、勝手にスキルアップできます。

それなりにモダンな技術スタックで設計〜実装まで担えるからです。

レガシーSESとのちがい

SESでは以下のように感じることが多々ありました。

  • こんなのがんばっても意味ねえなー
  • これを一生懸命やっても全然スキルアップにならないしなー

今ではまったくありません。

最初の数ヶ月はキャッチアップが大変でしたが、そこさえ食らいついていけば、今では着々とタスクがこなせるようになってきており、成長をダイレクトに実感できています。

②自由な働き方

リモート・フレックスは当たり前ですし、中抜けもチャットで一言「しばらく離席します!」といえばいいだけ。

ぼくは8〜17時で働くことが多いですが、10〜19時の人も多いです。

あと、残業は0時間です。

③やりたいことをやらせてくれる

「楽しく働かなきゃ意味ないじゃん!」という文化がエンジニア組織全体にあるような気がしますね。

SESのように「やりたくない・希望と異なる案件にアサインされる」みたいな現象はまず考えられません。

スキルアップだけでなく、テクノロジーに対する好奇心も満たせる環境なんです。

④なんか色々テンションが上がる

そのほかにもテンションが上がるポイントがたくさんあります。

たとえば以下のとおり。

  • 最新のMacが使える
  • エンジニアの地位が高い
  • テストとかリリースとか全部が自動化されてる
  • 管理職にならなくても給料が上がる
  • 謎のつまらない飲み会とかない
  • ZoomのカメラはみんなOFF
  • 若いころの苦労話で盛り上がるおじさんがいない
  • 「イマドキの若者は〇〇」とか言うおじさんがいない

ひかえめに言って最高です。

まとめ:SESから自社開発へ転職するためにやるべきたった2つのこと

最後に記事の内容をまとめます。

  • SESから自社開発へ転職するには「現状把握」と「ポートフォリオ」が必要
  • ポートフォリオは「平日1時間・休日2時間」を半年続ければ作れる
  • ポートフォリオ制作は渋いけど、自社開発は努力に値する環境

記事を読んで終わりではなく、無料ですぐにできることから始めてみましょう。
>> まずは転職ドラフトのアカウントを作る

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この記事を書いた人

未経験でSESから従業員300名以上の自社開発企業に転職しました。業務や個人開発で直面した問題や、転職・学習の経験を発信していきます。

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