【技術書展16】『エンジニアのための日記駆動仕事術』を読んだ感想

技術書展16で出版された『エンジニアのための日記駆動仕事術』を読みました!

感想や実践しようと思ったことをアクションプランとしてまとめます。

この記事を書いているぼくは実務経験1年。独学で未経験から従業員300名以上の自社開発企業へ転職しました。実務ではVue.jsとRailsを毎日書いています。

最後まで読めば『エンジニアのための日記駆動仕事術』からどのような学びを得られるかが理解できます。

想定する読者

  • インプットとアウトプットのサイクルを強化したいエンジニア
  • アウトプットの実践的なハウツーを手に入れたいエンジニア

書籍全体の要約は記載していませんのでご了承ください。

目次

読み始めた動機

アウトプットに力を入れたいからです。

今もこのブログで時々はアウトプットをしますが、質・量ともにもっと向上させられる余地があると感じています。

特に課題を感じているのは習慣化です。

アウトプットはしているものの、どうも定着していない感じがしています。

その点、本書の「日記駆動仕事術」というフレーズには、アウトプットの習慣化に役立ちそうな印象を持ち、購入しました。

読んだ感想

「日記を通じて仕事のリズムを確立し、その日記をアウトプットのネタ帳としても活用する。」

このコンセプトに可能性を感じました。

日記を起点としたインプットとアウトプットのループをぐるぐる回せそうな気がしています。

Notionを例に具体的なフォーマットも紹介されているので、すぐに始めやすい印象です。

自分にとって役に立った話とアクションプラン

自分にとって役に立った話と、その話をもとに設定したアクションプランをまとめます。

なぜ日記をつけるのか

過去の日記を読み返すことで、自然とふりかえりの習慣がつきます。過去の出来事やその感情から学ぶこともありますし、よりよいやり方を発見できたりもします。

エンジニアのための日記駆動仕事術 p8

技術的な問題とその解決は、記録しておくことでブログなどアウトプットのネタ帳になります。どんな課題があり、どのような調査や試行錯誤があり、どうやって解決したか。日報ではあまり必要とされない「問題解決の過程」を記録できるのが、日記のいいところです。

エンジニアのための日記駆動仕事術 p

仕事中の出来事に抱いた感想や感情を記録すると、自分の感情のパターンを読み取れるようになります。ちょっと大変なタスクでも意外と平気とか、こういうトラブルは特に凹むとか。

エンジニアのための日記駆動仕事術 p9

日記にその日のタスクや出来事などを記録しておくことで、振り返りに役立てます。

感想や感情も書いておくのがポイントです。

また、つまずいた箇所を日記に記録しておくことで、アウトプット用のネタのストックにもなります。

過去をふりかえり未来に生かすためのデータソースとして日記が機能するのです。

アクションプラン

  • この本で紹介されているフォーマットにしたがって、日記をNotionに書く(まずは1ヶ月)

アウトプットのネタ探し術

技術イベントやカンファレンスなどのセッションを聴いたレポートを書く、というパターンです。自分でネタを準備する必要がないので、負担なくアウトプットできます。

エンジニアのための日記駆動仕事術 p55

エンジニアリングの仕事をしていると、技術だけでなく人や組織、開発プロセスについても考えることがあります。そのとき考えたことや思ったこと、誰かに伝えたくなったことも、アウトプットのネタにしていきましょう。

エンジニアのための日記駆動仕事術 p57

公式ドキュメントの Quick Start 的なドキュメントをなぞるだけで立派な記事になりますし、手順通りにいかなかったり環境によって違ったり、というトラブルとその解決があれば、より価値のあるコンテンツになります。

エンジニアのための日記駆動仕事術 p58

日々の仕事のコツをメソッドとしてまとめたものは「ライフハック」としてアウトプットできます。

エンジニアのための日記駆動仕事術 p59

アウトプット用のネタの探し方も詳しく解説されています。

参加した技術系のイベントやポエム、ライフハック系の記事はこれまで書いたことがありません。

取り組んでみる価値があると思いました。

アクションプラン

  • 技術イベントに参加したら必ず感想を書く
  • 公式チュートリアルに取り組んだら、その記事を書く
  • 働く上で大切だと思っていることを実務経験1年エンジニアの目線で記事にしてみる

おわりに

この本での学びを生かして日記とアウトプットの組み合わせを1ヶ月ほど試してみたいと思います。

>> エンジニアのための日記駆動仕事術を見てみる

技術書が好きなエンジニア向け

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この記事を書いた人

未経験でSESから従業員300名以上の自社開発企業に転職しました。業務や個人開発で直面した問題や、転職・学習の経験を発信していきます。

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