Linux標準教科書の第5章を読みました。
章末テストの解答と解説を自分の言葉でまとめます。
この記事を書いているぼくは実務経験1年。独学で未経験から従業員300名以上の自社開発企業へ転職しました。実務ではVue.jsとRailsを毎日書いています。
目次
第5章の章末テストの解答・解説
(1) sort コマンドの実行結果となるように、適切なオプションを付けなさい。
$ sort ( ) price
Digital Camera 9800
32-inch TV 49800
Blue-ray Recorder 59800
解答・解説
正解は以下のとおりです。
$ sort -n -k 3 price
Digital Camera 9800
32-inch TV 49800
Blue-ray Recorder 59800
-n
オプション: 数値としてソートしたい場合に指定-k
オプション: ソートしたい列を指定
(2) uniq-sample というファイルに対して uniq コマンドを実行したときの実行結果を答えなさい。
$ cat uniq-sample
red
red
blue
red
blue
解答・解説
正解は以下のとおりです。
$ uniq uniq-sample
red
blue
red
blue
uniq
コマンドは連続した重複行のみを取り除きます。
離れた行の重複(今回の例だとred
)はそのままです。
(3) file1 と file2 の内容の違いを比較するコマンドを記述しなさい。
この問題は記述式です。
解答・解説
正解は以下のとおりです。
$ diff file1 file2
ファイルの内容を比較するにはdiff
コマンドを使用します。
(4) 以下のコマンドを実行したところ、何も結果が表示されずコマンド待ち状態になりました。何が考えられるか答えなさい。
$ diff test1 test2
$
解答・解説
正解は「test1 と test2 が全く同じ内容である」です。
diff
コマンドで比較したファイルに差異がない場合、何も出力されません。
(5) パス /etc の ls コマンドの実行結果が保存されたファイル ls-etc の終わり8行分を表示する場合のコマンドを記述しなさい。
$ ( ) ls-etc
wpa_supplicant
xdg
xinetd.d
xml
yp.conf
yum
yum.conf
yum.repos.d
解答・解説
正解は以下のとおりです。
$ tail -n 8 ls-etc
wpa_supplicant
xdg
xinetd.d
xml
yp.conf
yum
yum.conf
yum.repos.d
tail
コマンドの-n
オプションの後に行数を指定すると、ファイルの末尾から数えて指定した行数分だけを出力します。
おわりに
diff
コマンドは仕事でも割と使います。
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